2012年9月2日日曜日

転がるセッティングを探る(TT-01)

前回、いい具合にアンダー傾向でとても走らせやすいセットがでたTT-01ですが、ヘアピンでの失速がどうにもこうにもロスにつながつて、MなおじさまのTRFにそこで詰め寄られていました。そこで、今日は、ヘアピンで失速しないセッティングを探ってみました。

まずは、前回と同じセットで動きを確認。やはりヘアピン奥で失速するのは一緒。そこから、トー角を少しゼロ方向に近づけていきますが、1度前後まで戻しても立ち上がりでテールスライドする挙動は出ず。なんでだろ。ここのところリアグリップがホントしっかりしていて走らせやすい。これも、ガタをとってきたからなんだろうか。

そこで、前後のスプリングを一段固めてみます。フロントを青→白、リアを赤→黄色に。これで少し転がる感じが出てきました。ここで、もう少しヘアピンでテールスライドが出やすいほうが早く脱出方向に車が向くかなと思い、今度はリアスプリングを固める方向で。

フロントを白のまま、リアを青→白→グレー→紫と、硬くしていきますが、ターンインでリアが以前のようにスライドすることもなく、立ち上がりでもガンガン握っていける感じのアンダー。なんで今日はこんな感じなの?

そこで、フロントを白→青にして、少し柔らかくしてみます。ここでやっとターンインでテールスライドしやすい感じになりました。それでもまだフロントが青と固めのセットなので、リアが一気にブレークする感じではありません。

この、フロントが青、リアが紫というセットで、ターンインでアクセルの抜き加減でリアのスライド量をある程度制限でき、一気にアクセルオフしても制御できる範囲のスピンで収まる感じで、とても扱い易くなりました。

また、スピンしないようにスロットルをゆっくりと、そして残し気味でターンインすることで、コーナーで失速することも減って来ました。コーナーとコーナーも直線的に結べる感じで、なんかいい感じ。

走らせやすく、それでいて、ヘアピンで小さく向きをかえることもできるいいバランスがとれてきたように思います。また、前後が比較的固めなためが、細かいS字の連続も非常にクイックに抜けてくれるようになりました。いや、マジでいい感じですよ(・∀・)

今日はおじさまのTRFがうまくセットが合わなかったようで、安定感にかけることもありましたが、かなりいい勝負ができたように思います。こちらがミスらないように丁寧に走れば差は縮まるどころか開く感じ。後ろから追いかけても、ミスを見つけてすっと勝負を挑めるような感じでした。

というわけで、セットが完全にでているTRFとは勝負にるとは思ってませんが、セットがイマイチなTRFなら一緒にチキチキできるくらいまでセットが出ましたよ(・∀・)ノ


そうそう、ベアリングで振動しないようにした樹脂製センターシャフトですが、今日は全く問題なく走れました。また、急なアクセルオンでもフロントの逃げ方がマイルドで、やはりセンターシャフトは樹脂に限るかなと。

それから、今日は常連さんが以前使っていたTT-01の部品をいろいろと持ってきてくれました。アルミのステアリングワイパーとか、ワンウェイつきセンターシャフトとか、ユニバーサルジョイントとか。ユニバーサルはアルミのジョイント部分がすり減って使えそうもないものもありましたが、使えそうなものを2本選んでフロントに入れて見ました。これで少し、回転がスムースになったかなー。

とまあ、こんな感じで、前回に比べても明らかにポテンシャルアップできたかなと思います。もう少し転がる感がでるとイイなーと思いますが、フロントはこれ以上柔らかいとステアリングがシビアになりそうですし、やるとしたらリアを固めてみる方向かな。でもこれ以上硬いと跳ねるだけかな。

後はダンパーとリアキャンバーくらいしか調整できないですけど・・・これ以降は細かい調整というところになってくると思いますので、まずは、違いがわかる男(ん〜マンダム)になるべく、少し走りこみも大切かなと。

というわけで、ますます調子のよいTT-01が楽しくて楽しくて。

しかし、明日は息子がラジコンに付き合ってくれるというので、もしかしたらみどりサーキットでバギーです。こちらもいろいろと試したいことがあるので、楽しみではありますが・・・やっぱ今はTT-01ですね。はい。

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