2012年5月27日日曜日

スリッパーついたお!!(DT-02)

というわけで、本日、うずまき補給部隊からの物資が届きました。
昨日発注で、今日到着という素晴らしい速さ。やります。
webで店の在庫が管理できてるからできる技ですね。

で、先程、無事に取り付け完了し、
舗装路ですが家のヨコで軽く試走して見ました。
とりあえず、走りだしてすぐに破壊というようなことはなく、
無事に走ってくれました。

無事・・・なんて表現はよくないですねー。
これ、マジで素晴らしいです。

スリッパーパッドの調整をちゃんとしないで走り出しましたが、
なんていうか、マッタリとしたなめらかな加速。

すげーっす、これ(・∀・)

これなら荒れた路面でタイヤが浮いたり接地したりと、
グリップが安定しなくても、車体がぴょこぴょこしなそうです。
あの、バックストレートでのハイエンドマシンの安定感は、
サスペンションセッテイングだけじゃなかったんですねー。

ちょいとスリッパーを強めにセットして再び加速。
これでかなり普通に加速できるようになりました。
それでいて、尖った所がない感じ。

センサーレスブラシレスモーターなためか、
通常のスリッパーの設定のように、
リアの両輪を固定してスロットルを入れるという作業をすると、
モーターが回ってくれないので、
セッティングとしては、加速が変に鈍くならないところを
うまく見つけてセットするという手法しかなさそうですね。

これで明日のみどりサーキットでは、かなりいい走りができるんじゃ?!


というわけで、簡単に工作を紹介。

ギアボックスの加工。
スパーがハマるシャフトが刺さる5mmの穴をドリルで8mmに広げます。
深さは850のベアリングが収まる深さで。
ギアボックスのプラの厚みがそれほど無いので、
あまり深くあけないほうが吉。
それに、ベアリングが丁度いいところで止まってくれないと困りますし。
で、広げた穴に850のベアリングをグリッとな。
20120526_10.jpeg

シャフトの加工はこんな感じ。
DF-03のスリッパーのギアを適当な工具で外します。
自分は、万力の隙間に入れてハンマーでシャフトを軽く叩きました。
意外と、強い力はいらないっす。
そして、5mm穴の32ピッチの19Tのピニオンを取り付けます。
これはホビキンでGET。
タミヤのギアは08モジュールみたいですが、
32ピッチで実用上はいけるようです。
その他に、1150のフランジ付きのベアリングと、
サーボセイバーのバネの役目をしているパーツ。
このパーツは、内径を微妙にヤスリで広げて、
更に厚みをギアボックスのプラの厚み程度に薄くします。
ヤスリでシコシコしましたが、めんどくさかったよ~。
20120526_11.jpeg

シャフトに通すとこんな感じ。
ベアリングのフランジは、ピニオンギア側に。
これは、シャフトの抜け防止のため。
20120526_12.jpeg

ピニオンは先端が凹んでますので、
ここに850のメタルスペーサーをいれます。
ベアリングでもいいですけど。
安いタミヤのラジコンを買うとついてくるので、
皆さん家に一つや2つ、転がってますよね?!
写真じゃ見えにくいですけど、
その先に5mmのシム(0.3mm厚)を入れてます。
これは、ギアボックスに収めた850ベアリングの外側部分と
回転部分が接触しないため。
20120526_13.jpeg

それをギアボックスに収めたところ。
サーボセイバーのパーツ外形がギアボックスの穴にぴったり。
この穴の左右に3mmのタッピングビスを通すための穴を開けておきます。
20120526_14.jpeg

そして、スパーを取り付け。
と、その前に、カッターなどでステッカーなどを切るときのシートを
ギアボックスのカバーの大きさに切り出したものを取り付けます。
先の説明の3mmのタッピングビスでこれをとめることで、
スパーのシャフトが抜けて出くることを防止するとともに、
スリッパー取り付けにより外側に出たスパーギアが、
ギアカバーに接触するのを防ぎます。
20120526_15.jpeg

スパーは、ゼノン製のもので、アソシB4用の84Tを使用。
ピニオンは京商製25Tスチールピニオン。
少しバックラッシュが小さめかも。
ピニオンを24Tにしてもいいかも・・・。

スリッパーバッドは、DF-03用をはさみでカットして使用。
これが消耗したらTRF501Xのモノを購入すればそのまま使える予定。

あとは、普通にマシンに組み込めばOKっすー!!!


ギアボックスを開けたついでに、
デフギアにAWグリスを少し塗っときました。
ちょっと重くなったかな程度の感じですが、
効果はどれほどなんでしょうね。

スリッパーが入ったので、
ボールデフを入れても壊れなそうですので、
このままスリッパーが調子良ければ、
ボールデフ導入も検討したいですね。


というわけで、かなり魔改造かが進みました(・∀・)

でも今回のこの改造は、絶対効果あると思うなー。

ギアボックスの加工もそれほど面倒じゃないし、
消耗品はホビキンで購入した19Tピニオンとベアリングと、
スリッパーパッドくらいだと思うので、
耐久性にもよりますが、
かなり実用に耐えられる仕様ではないかと自負しております。


・・・とか、自信満々で、
明日、走らせてみて全然効果がなかったり、
いきなり走行中に分解したりして。

明日以降の記事で、スリッパーのことをかかなかったら、
そういう事態が起こっていたんだろうなと想像して、
笑ってやって下さい(汗

4 件のコメント:

  1. 当ブログにてご挨拶有難うございました。
    たまたま、さいとーさんのページを見つけたのでビックリしております
    Dt-02のスリッパーの画像が見れて楽しかったです
    当方も大体、さいとうさんと同じ方法がベストだと考えておりましたが、作成する参考になりました。
    ステッカーシールでかさ上げする方法なんてナイスアイデアですね。
    あと、ホビキンのピニオンがもう少し、全長が短ければもっと楽に加工が出来たのになーていつも思います。

    返信削除
  2. Anikalkunさん>
    コメントありがとうございます。
    こちらこそ、たくさん参考にさせて頂きました。
    改めましてありがとうございます。
    かさ上げは、アルミ板を切り出すのが面倒だったので、家にあるもので適当にやりました。
    ハサミで切れるので簡単でよかったです。

    返信削除
  3. はじめまして
    はじめまして
    こちらの記事とAnimalkun様の記事を参考に私もスリッパーの改造をしてみました。
    お二方のアイデアと実行力に感謝しております。
    私のブログにその様子をアップしたいと思いますので
    よろしくお願い致します。

    返信削除
  4. はらしゅうさん>
    コメントありがとうございます。
    参考になったようでよかったです。
    DT02はいじりどころ満載で、いいんだか悪いんだかですが、そこがまた楽しいですよね。
    ブログの更新、楽しみにしてます。

    返信削除