2007年11月23日金曜日

足が壊れるまで走りたい

東京女子マラソンで優勝した野口みずき選手が、ワコールの入社試験の面接時に監督に言ったらしい。

すげーや。
何かあればすぐに休みたがる自分とは大違い。
本当に走るのが好きなんだろうな。

・・・と思いつつ、変な事を考えた。

走るのが楽しいと思い続けられるということは、苦痛と思う閾を超えた練習をあまりしていないのではないか。気持ちいい、楽しいと思える範囲での練習がほとんどなのではないか。

それで世界の頂点に立てるということは、気持ちいい、楽しいと思える範囲の練習のボリュームがとてつもなく多いか、辛いと思う感覚が麻痺しているのか。

もし、辛いと思う感覚が麻痺しているのではないとするならば、苦しい練習にこだわり過ぎなくても(練習時間さえあれば)世界に通ずる強さを手にすることが出来るということになる。

時には追い込んだ練習も必要だと思うけど、やはりLSDやそれよりちょっとだけ上のレベルのトレーニングでしっかり走りこむこみ、楽しみながら多くの時間を練習に費やすことは重要なんじゃないかと改めて思ってみたり・・・。

つまり、完全休養日が必要な程疲れる前に、アクティブリカバリー的な練習日を増やすことで、練習時間を減らさずに回復させる。

自転車は時に無酸素的な運動能力も要求されるスポーツだから、レースが近づいてきたら高負荷トレーニングもしないとだめなんだろうな・・・。

2 件のコメント:

  1. 麻痺
    一流選手の練習量と質をみると、苦痛の感覚が麻痺しているとしか思えません。

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  2. 麻痺というより
    テツさん>
    私はこう考えています。
    一流選手は徐々にハードな練習を積み重ねているので、普通の人が死にそうなくらいな練習も楽にこなせるんだと思います。
    昔、赤城に行って帰ってくると脚がパンパンだったのに、今は大したことは無い。
    ゆっくり走ってるのではなく、スピードは確実に上がっているのに・・・。
    そんな感じで、強い人はハードなトレーニングも楽なんだと思います。

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